スタッフブログ

熊本市の屋根・外壁塗装専門店

ホーミーズ株式会社藤本塗装(プロタイムズ熊本西店)です✨

最近住宅街でよく見かける金属系サイディング。

スタイリッシュでお洒落なデザインで年々人気が上がっている外壁材です。

このブログではそんな金属系サイディングをご紹介いたします。

金属系サイディングとは、その名の通り金属製の外壁材です。

原材料にセメントを含んでいないため「凍害」が発生しません。そのためもともとは凍害に悩まされることの多い寒い地域の建物に使われてきました。

以前はアルミニウム製やステンレス製のものが主流でしたが、高価であるため、近年は「ガルバ」と略されることが多いガルバリウム鋼板が多く使われています。

※凍害とは・・・セメントを含む建材に見られる現象で、建材内部に染み込んだ水分が凍結することによって発生します。水分が凍結して氷になると体積が約4%膨張し、建材内部から圧力がかかります。その後気温が上がり内部の氷が溶けると圧力が下がり収縮します。膨張・収縮を繰り返すことによって建材に生じる劣化を凍害と呼びます。一般的にお風呂の開口部周りに最初に発生することが多いです。

1⃣ 耐久性

ガルバリウム鋼板の耐用年数は20年~30年と言われています。

ガルバリウム鋼板はアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなるメッキでコーティングされているため、圧倒的にサビにくいという特徴があります。

アルミが持つ耐久性と、亜鉛の持つ防錆効果(耐食性)の両方取りができるという優れたサイディングです。

2⃣ 断熱性

ガルバリウム鋼板のサイディングは芯に硬質プラスチックフォームの断熱材を挟み込んであり、外壁材と断熱材を一体化させたものになります。

そのためガルバリウム鋼板サイディング単体でも高い断熱性があります。 (ガルバリウム鋼板のみでは断熱効果はありません。)

3⃣ 防水性

窯業系サイディングの目地にはシーリング(コーキング)が施工されますが、ガルバリウム鋼板には「見切縁」という板金が取り付けられます。見切縁はシーリングより止水性が高く水分が浸入しづらいです。

1⃣ キズが付きやすい

ガルバリウム鋼板は先のとがったものなどが接触するとキズが入ります。

車のボディーをイメージしていただくと分かりやすいと思います。

キズが付いた箇所から錆の発生も懸念されます。

2⃣ サビが発生する

ガルバリウム鋼板は金属系サイディングの中でもサビに強いのが特徴ではありますが、名前の通り金属製のサイディングですので、全くサビないというわけではありません。キズや経年劣化等が原因で塗膜が剥がれた箇所に水分があたるとサビが発生します。サビさせない(進行させない)ためには定期的に外壁塗装を行い建材の保護を行う必要があります。

3⃣ 携帯電話の電波が届きづらい

携帯で使用している電波は、金属にあたると反射する性質を持っているため、ガルバリウム鋼板は電波を遮断してしまいます。

ガルバリウム鋼板を使用しているお家は電波が入りにくいというお話をよく聞きます。

4⃣ 雨音が響きやすい

金属は硬く密度が高い物質であるため、雨粒が当たった際の衝撃音をそのまま反響させる特性があります。またガルバリウム鋼板そのものはとても薄い素材ですので素材自体が振動しやすいことも起因しています。

・白サビ

白錆び、ガルバリウム鋼板のメッキ層に含まれる亜鉛が酸化することによって発生する白い斑点のようなサビです。

白サビが見られた際は表面塗膜が少しずつ剥がれているサインです。

・赤サビ

一般的に金属にみられるサビです。自転車のチェーン等に見られるサビと同じものです。前述したとおり、ガルバリウム鋼板がキズついたりしたときに発生してしまい鉄が水や空気に露出し、酸化することが原因です。

一度発生してしまった赤サビはかなり早く進行してしまいますので、ガルバリウム鋼板に発生した赤サビをそのまま放置しておくと、金属が腐食し穴が開いてしまうなど、重大な劣化症状に繋がる恐れがあります。

赤さびを発見した場合はいち早く防錆処理を行い、錆止めの塗布を行う必要があります。

・電食

電食とは異なる種類の金属が、接することで発生する腐食です。

ガルバリウム鋼板にキズはついていなくとも、ほかの金属と接触してしまうと腐食しています。そのためガルバリウム鋼板サイディングの近くにはほかの金属を置かないことが推奨されています。

・色褪せ

紫外線の影響で表面の色が薄くなってきます。

シルバーや白などの淡色は分かりづらいですが、ネイビーや黒といった濃色は色褪せが目立ちやすいです。

🙋‍♂️ご自身で行うメンテナンス🙋‍♀️

ガルバリウム鋼板は汚れの蓄積を防ぐために定期的な水洗いが推奨されています。

基本的には水で洗い流すだけで構いませんが、鳥などの糞が付着している場合は柔らかいスポンジを使用することも可能です。

その際は鋼板の表面に傷をつけないように注意してください。水洗いで落ちない汚れには、「中性洗剤」を希釈して水洗いを行います。 洗車をイメージしていただけると分かりやすいかと思いますが、キズに弱い為研磨剤入りの洗剤や硬いブラシの使用は避けてください

特に、軒下などは雨水が当たりにくく汚れ溜まりやすい箇所です。

※水洗いの際は、塗膜を傷める恐れがあるため高圧洗浄機の使用は避けてください。

👷‍♂️塗装専門店が行うメンテナンス👷‍♀️

塗膜の剥がれ、キズやサビが発生している場合は、ご自身でのメンテナンスは行わず、塗装専門店に依頼をすることがベストです。

劣化症状に応じてケレンや錆止め塗布などの防錆処理を行います。

塗装のプロが行うことで美観も保てますし、防水効果の維持が可能です。

ガルバリウム鋼板は寿命が20年~30年と長いですが、それはあくまで定期的なメンテナンスを行った場合です。

10~15年に1度はきちんと塗装専門店で屋根・外壁塗装を行い、建物の寿命を長持ちさせましょう。

今回は金属系サイディングの中でも一番よく見かけるガルバリウム鋼板についてご紹介いたしました。

金属系サイディングの中にはなかなか見分けがつきづらいものもあります。

その場合は磁石がくっつくか等も見分け方の一つとして試してみてくださいね♪

また、サビにとても注意をしないといけない建材であるため、大雨や台風の後はキズが付いていないかチェックするのも重要だと思います(^^)

どのような外壁材にも共通して言えることですが、メンテナンスフリーのものはありません。

1年に1回程度はセルフチェックを行い、10~15年に1度はきちんと塗装専門店でメンテンナンスを行いましょう。


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