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熊本で外壁塗装の塗料を選ぶなら?遮熱・防汚・塩害対策を現場目線で本音解説
2026.07.06
お役立ちコラム

シリコンがいいのか、フッ素がいいのか。阿蘇の火山灰は関係あるのか。遮熱塗料は本当に効果があるのか。
ネットで調べると情報がたくさん出てきますが、熊本の気候に当てはまるかどうか、正直疑問に思ったことはありませんか?このコラムでは、熊本で実際に施工している私たちが感じていることを、できるだけ正直にお伝えします。
CONTENTS
熊本の気候的な特徴と外壁への影響
塗料選びの前に、熊本の気候的な特徴を押さえておきましょう。外壁塗装に影響する要素は主に4つあります。
阿蘇の火山灰
降灰が外壁に堆積することがある。黄砂との見分けがつきにくい。
高温多湿な夏
夏の気温が高く外壁・屋根が熱を蓄えやすい。室内温度にも影響する。
沿岸部の塩害
天草など沿岸部では塩分による劣化が内陸部より早く進む。
梅雨・台風
雨量が多く湿度が高い時期が続く。カビ・藻が発生しやすい。
「阿蘇の火山灰が外壁に影響する」は本当か?
熊本の外壁塗装について調べると「阿蘇の火山灰が外壁を傷める」という情報をよく目にします。しかし正直に言うと、現場でそれを実感したことはほとんどありません。
それでも施工前の高圧洗浄は絶対に必要
火山灰が外壁に大きなダメージを与えるかどうかは別として、塗装前の高圧洗浄は必須です。汚れや旧塗膜の粉化物が残ったまま塗装すると、塗料の密着不良につながります。
- 火山灰・黄砂・大気汚染の汚れは通常の高圧洗浄で対応できる
- 塗装前の高圧洗浄を丁寧に行う業者を選ぶことが重要
- 「火山灰対応」を過度に売りにしている業者には要注意
熊本の夏と遮熱塗料の関係
熊本の夏は非常に暑く、外壁や屋根が蓄熱しやすい環境です。ホーミーズではほとんどのお客様に遮熱機能付きの塗料をご提案しています。ただし「遮熱塗料を選べばOK」というわけではありません。知っておいてほしい3つのポイントがあります。
① 遮熱×防汚性(低汚染性)がセットで初めて意味がある
「遮熱塗料」という言葉は耳馴染みが良く、選択肢として挙がりやすいのですが、遮熱機能だけでは不十分です。
考えてみてください。どんなに優れた遮熱塗料を塗っても、外壁や屋根に汚れが付着すれば、その汚れが熱を蓄えます。汚れた遮熱塗料は、きれいな通常塗料より遮熱効果が低くなる可能性があります。
② 色によって遮熱効果は変わる——ただしアステックペイントは別格
一般的な遮熱塗料は色の影響を大きく受けます。通常の黒色顔料(カーボンブラック)の日射反射率はわずか6%しかなく、黒い屋根は熱を吸収しやすいのが現実です。
しかしホーミーズが取り扱うアステックペイントのスーパーシャネツサーモシリーズは、チタン複合特殊無機顔料を使用することで、黒系の色でも平均日射反射率46%を実現しています。一般的な黒色顔料の約7倍以上の反射率です。
つまり、「黒にしたいけど遮熱も諦めたくない」というお客様の要望に応えられる塗料です。実際の現場でも黒や紺、深緑など濃い色の屋根を希望されるお客様に、遮熱性能を損なわずに色選びの自由度を提供できています。
- 一般的な黒色顔料の日射反射率:約6%
- アステックペイントのチタン複合特殊無機顔料(黒系):約46%
- 黒・紺・深緑など人気の濃色でも遮熱効果を発揮できる
- 変退色しにくいため、塗り立ての美しい色を長期間維持できる
スーパーシャネツサーモSi(シリコン)
スーパーシャネツサーモF(フッ素)
③ 屋根への効果が圧倒的に大きい
遮熱塗料は外壁より屋根塗装での効果が特に大きいとされています。屋根は直射日光を最も受けやすい部分であり、夏場の表面温度は70〜80℃に達することもあります。外壁と屋根を同時に塗装する場合は、特に屋根の遮熱・防汚性能にこだわることをおすすめします。
沿岸部(天草方面)の塩害と塗料選び
天草や宇土半島など熊本の沿岸部では、内陸部とは異なる塗料の選び方が必要になる場合があります。
塩害が外壁に与える影響
- 塩分が外壁の塗膜に浸透し、内部から劣化が進む
- 金属部分(雨樋・換気口・サッシ周り)のサビが早く進行する
- 内陸部より塗膜の耐用年数が短くなる場合がある
- コーキングの劣化も早まりやすい
沿岸部での塗料選びのポイント
- 耐塩害性・耐候性の高いフッ素塗料・無機塗料が特におすすめ
- 金属部分には錆止め(防錆)塗料を下塗りに使用する
- コーキング(目地)も耐候性の高いものを選ぶ
- 内陸部より短いサイクルでの点検・メンテナンスを心がける
熊本の気候を踏まえた塗料グレードの選び方
シリコン・フッ素・無機、どれが正解というわけではありません。お客様の予算・建物の状態・立地によって最適な塗料は変わります。
| お住まいの環境 | おすすめグレード | 特に重視する機能 |
|---|---|---|
| 熊本市内・内陸部(標準) | 遮熱シリコン〜フッ素 | 遮熱性・防カビ・防藻性 |
| 天草・宇土など沿岸部 | フッ素〜無機 | 耐塩害性・防錆下塗り |
| 日当たりが強い南向き外壁・屋根 | 遮熱フッ素〜無機 | 遮熱性・耐候性 |
まとめ
「阿蘇の火山灰があるから特別な塗料が必要」という情報はよく見かけますが、現場の実態としては通常の施工で十分対応できます。大切なのは、丁寧な高圧洗浄と下地処理です。一方で、熊本の高温多湿な夏への対策として遮熱塗料は非常に有効です。
塗料選びに正解はありません。大切なのは「熊本の気候に合った提案ができる、信頼できる業者に相談する」ことだと思っています。
- 「阿蘇の火山灰対策の特別な塗料」は現場的には不要——高圧洗浄で十分対応できる
- 熊本の高温多湿な夏には遮熱機能付き塗料が特に有効
- 遮熱効果は屋根への効果が特に大きく、室内環境の改善につながる
- 沿岸部(天草など)では耐塩害性の高いフッ素・無機塗料がおすすめ
- 塗料グレードはお客様の予算・立地・建物の状態に合わせて選ぶ
- 「熊本だから特別な塗料が必要」より「熊本の気候に合った提案ができる業者」を選ぶことが大切
熊本の気候に合った塗料選び、
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