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【要注意】雨漏りの原因・放置リスク・修理方法とは?早めの対処がカギ!
2025.05.13
お役立ちコラム
雨の日、天井からポタポタと水が落ちてくる…。
そんな「雨漏り」実は放置すると建物全体に大きな被害をもたらす深刻なトラブルです。
この記事では、雨漏りが起こる原因から、放置することで起きるリスク、そして正しい修理方法まで、専門的な視点でわかりやすく解説します。
特に、雨漏りは「見えている水」だけが問題ではありません。壁や柱、断熱材の中に水が浸透し、気づかぬうちに建物の寿命を縮めていることも。
そんなリスクからお住まいを守るためには、専門業者による早めの点検と修理が不可欠です。
「もしかして雨漏りかも?」と少しでも感じたら、ぜひ私たちホーミーズ株式会社にご相談ください。
目次
1. 雨漏りは「気づいた時にはもう遅い」ことが多い
雨漏りとは、屋根や外壁、サッシまわりなどから雨水が室内に侵入する現象です。
はっきりとした水滴が見えるケースだけでなく、次のような「サイン」も見逃せません。
✅天井や壁のクロスにシミ
✅部屋の中がカビ臭い
✅柱や梁の一部が黒ずんでいる
✅湿気がいつもより強い
✅ポタポタと部屋の中から聞こえる
これらはすべて、目に見えない「隠れ雨漏り」の兆候かもしれません。
雨漏りは、単なる「水のシミ」ではなく、建物内部に深刻なダメージを与えるサインです。
目に見える水滴やシミが出た時には、すでに下地や構造材まで劣化が進行しているケースが少なくありません。
私たちは、雨漏り修理の現場でこうした「見えない劣化」を数多く見てきました。
この記事では現場目線で雨漏りの原因とリスク、正しい対処法について詳しく解説します。
2. 雨漏りの主な原因と専門的な解説
2.1 屋根の劣化
● ルーフィングの劣化

屋根材の下に敷かれている防水シート(ルーフィング)は、雨を防ぐ最後の砦。
しかし、紫外線や熱、経年によって15〜20年で劣化・破れが進行します。
✅ 屋根表面がきれいでも、内部の防水層がダメなら雨は侵入します。
● 棟板金の浮き・釘抜け
屋根の棟部分にある板金は、風雨の影響で徐々に釘が抜け、浮き上がることがあります。
この隙間からの吹き込みが、野地板や垂木の腐食に直結します。
✅ 屋根材が風で飛んでいく可能性もあります。
● 瓦屋根のズレ・漆喰の崩れ


瓦自体は長持ちしますが、接合部の漆喰は定期的な補修が必要。
崩れた部分から雨水が入り、下地まで濡らすリスクがあります。
✅ 陶器瓦だからメンテナンスフリーというわけではありません。
2.2 樋のオーバーフロー

意外な盲点ですが、雨樋が詰まると屋根からの排水が正常に行われず、外壁や窓周辺に水があふれます。
・落ち葉や土埃による排水口の詰まり

落ち葉や土埃で雨樋がふさがれると、適切な排水が行えず溢れてしまいます。周囲に木や山がある場合は特に注意が必要です。
・大雨による排水能力のオーバー

こちらは不可抗力ですが、雨樋の排水能力以上の大雨が降ると溢れてしまいます。
・雨樋の破損、勾配不良

雨樋に破損があるとそこから雨水が漏れ出し、適切に排水が行えません。
💡 点検時は雨樋の排水テストや形状の歪みチェックも必須です。
2.3 外壁・窓まわりの劣化
外壁や開口部は、屋根と同じく「雨の侵入口」になりやすい場所です。
● 外壁のひび割れ(クラック)

・モルタル外壁では経年でひび割れが発生し、防水機能が低下しやすい。
・ALCでは四方に目地があるため、シーリング劣化が雨水の侵入口になる。
・サイディングは目地から水分が侵入すると反りや膨れなどの劣化につながる恐れも。
● サッシ・配管まわりの劣化、施工不良

・サッシの取合い部やエアコン配管の貫通部など、“雨仕舞い”が甘いと漏水の原因に。
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「天井にうっすらとシミがある」「以前の雨で気になった」など、
どんな些細なことでも構いません。
“今の状態を知る”ことが最も大切です。
お好きな方法でお気軽にご相談ください。
3. 雨漏りを放置するリスク
リスク内容 | 被害の進行例 |
---|---|
構造材の腐食 | 野地板・垂木が腐り、屋根がたわむ・沈む |
カビの発生 | 断熱材が濡れたままで内部結露を助長 |
シロアリ誘引 | 湿気を好むため、雨漏り部から床下へ |
電気設備トラブル | 配線・分電盤に水が侵入し、漏電・火災の危険 |
⚠️ 雨漏りは“自然には直りません”。放置するほど修理費用も膨らみます。
4. 雨漏り調査の流れ
1. ヒアリングと外観確認

・発生時期・状況・雨量などを聞き取り
・屋根・外壁・雨樋の目視点検
2. 屋根裏・天井裏の点検

・野地板や断熱材の濡れ具合を確認
・水の通り道を推定
3. 散水調査(必要に応じて)

・再現性の高い方法で原因を確定
4. 修理方法のご提案と見積

・原因・被害の範囲に応じて最適な補修方法をご提案
・写真付きの報告書でわかりやすくご説明
5. 修理の種類と費用の目安
修理内容 | 費用感(税別) |
---|---|
コーキング打ち替え | 5万~20万円 |
雨樋清掃・部分交換 | 2万~8万円 |
屋根の部分補修 | 10万~30万円 |
ルーフィング含む葺き替え | 60万~150万円 |
外壁塗装・シーリング改修 | 80万~200万円 |
📌 状況によっては火災保険の適用が可能な場合もあります(台風・雪害など)。
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「えっ!?外壁塗装に火災保険が使えるの!?」と驚く方も多いかもしれません。外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、風雨や紫外線から建物を守り、長寿命化に貢献する重要なメンテナンスですが、その費用は決して安くはありません。そんなときに火災保険を利用できるとしたら、とても助かりますよね。このブログでは、外壁塗装に火災保険が適用できるケースや注意点について詳しく解説します。
6. よくあるご相談(FAQ)
Q. 雨漏りと結露の違いは?
A. 雨天時にだけ現れるシミや濡れは雨漏りの可能性が高いです。季節や室温差で発生するのは結露です。
Q. 自分で補修できますか?
A. 簡単なコーキングや応急処置は可能ですが、構造的な原因の特定と修理はプロでなければ難しいです。
Q. 以前他社で直したのに再発しました…
A. 原因が正確に特定されていなかった可能性があります。再調査をおすすめします。
Q. 火災保険で修理費は補償されますか?
A. 条件によっては可能です。保険申請もサポートいたします。
7. まとめ
いかがでしたか?
雨漏りは静かに確実に進行していきます。
「あれ?おかしいな?」と思ったときはすぐにご連絡ください!
ホーミーズでは、ただ「直す」だけでなく、正確な原因特定と再発防止を最優先にしています。
その場しのぎではなく、建物の健康とご家族の安心を守るための施工を心がけています。
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