スタッフブログ
地震後の屋根チェックポイント|熊本の専門店が見るべき箇所と悪徳業者の手口を解説
2026.08.17
お役立ちコラム

令和8年7月28日に発生した熊本地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心からお祈りしております。
このコラムは、余震が落ち着き、少し気持ちの整理がついてから読んでいただければ十分です。
今は無理をせず、まず安全な場所で過ごしてください。
地震の後、屋根の状態が気になっているという方は多いと思います。でも屋根は地上から見えにくく、「実際にどうなっているのかわからない」というのが正直なところではないでしょうか。
外壁のひび割れは自分でも確認できますが、屋根の被害は地上からは見えない部分に生じていることが多く、専門家でないと正確な判断ができません。そして屋根の被害は、程度の大小にかかわらず放置すると雨漏りに直結するリスクがあります。
このコラムでは、地震後の屋根でよく見られる被害と確認のポイントを、2016年の熊本地震後も修繕に携わってきた私たちの経験をもとにお伝えします。
外壁のひび割れは自分でも確認できますが、屋根の被害は地上からは見えない部分に生じていることが多く、専門家でないと正確な判断ができません。そして屋根の被害は、程度の大小にかかわらず放置すると雨漏りに直結するリスクがあります。
このコラムでは、地震後の屋根でよく見られる被害と確認のポイントを、2016年の熊本地震後も修繕に携わってきた私たちの経験をもとにお伝えします。
CONTENTS
地震後の屋根でよく見られる被害
地震後の屋根でよく見られる被害は主に4つです。いずれも放置すると雨水の浸入につながります。
瓦のズレ
地震の揺れで瓦がずれてしまった状態。ずれた箇所から雨水が浸入するリスクがあります。見た目にはわかりにくいケースも多いです。
→ 雨漏りに直結するリスクあり
瓦の割れ・欠損
地震の衝撃で瓦が割れたり、欠けてしまった状態。割れた部分から直接雨水が入り込みます。
→ 雨水が直接浸入する危険な状態
棟のズレ
屋根の頂上部分(棟)がずれた状態。棟は屋根の中で最も雨水の影響を受けやすい部分です。
→ 雨漏りの原因になりやすい
棟の割れ・崩れ
棟瓦が割れたり崩れた状態。放置すると周辺の瓦にも影響が及びます。
→ 周辺への二次被害のリスクあり
⚠️ すべてのカードに「🔴」をつけています。外壁のひび割れと異なり、屋根の被害に「程度が軽いから大丈夫」というものはありません。すべて早めに対処が必要です。
屋根の被害はすべて放置できない理由
外壁のひび割れであれば「細いひび割れだからしばらく様子を見よう」という判断もできます。しかし屋根は違います。
💬 専門家として正直にお伝えすると
屋根の被害は、大きさや程度にかかわらず放置しないでほしいというのが私たちの考えです。
屋根は建物全体を雨から守る最も重要な部分です。瓦が少しずれている程度でも、そこから雨水が浸入すると下地材・断熱材・天井・壁へと被害が広がっていきます。気づいたときには大規模な修繕が必要になっていた——というケースを、2016年の地震後に何度も見てきました。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」ではなく、「雨漏りする前に対処する」という発想が大切です。
屋根は建物全体を雨から守る最も重要な部分です。瓦が少しずれている程度でも、そこから雨水が浸入すると下地材・断熱材・天井・壁へと被害が広がっていきます。気づいたときには大規模な修繕が必要になっていた——というケースを、2016年の地震後に何度も見てきました。
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」ではなく、「雨漏りする前に対処する」という発想が大切です。
→ 屋根の被害はすべて、余震が落ち着いてから早めに専門家に確認してもらってください。
地上からできる確認と限界
地上からできること
- 双眼鏡を使って屋根全体を目視確認する
- 棟(屋根の頂上)がまっすぐかどうか確認する
- 明らかにずれている瓦・割れている瓦がないか確認する
- 地上に瓦の破片が落ちていないか確認する
- 天井・壁のシミや雨漏りの形跡がないか室内から確認する
地上からではわからないこと
-
わずかな瓦のズレ
少しのズレは地上からは見えません。でも雨水は浸入します -
下地材へのダメージ
瓦の下にある防水シートや下地材の状態は、専門家が屋根に上がって確認しないとわかりません -
棟の内部のズレ
棟瓦の表面は問題なく見えても、内部の漆喰が崩れているケースがあります
⚠️ 屋根に上がっての確認は大変危険です。余震が続いている間は絶対に上がらないでください。「自分で確認しよう」とは思わず、専門家に依頼することをおすすめします。
屋根だからこそ狙われる——悪徳業者への注意
「屋根は自分では見えない」——実はこれが悪徳業者に狙われる最大の理由です。地震後は特に注意してください。
💬 なぜ屋根は狙われやすいのか
外壁のひび割れはお客様自身も確認できます。でも屋根は違います。地上からは見えない部分が多く、「業者に言われたことをそのまま信じるしかない」という状況になりやすいのです。
「屋根に上がって確認したら大変なことになっていた」「今すぐ直さないと雨漏りする」——こういった言葉で不安を煽り、その場で高額な契約をさせようとする悪質な訪問業者が、災害後は急増する傾向があります。
2016年の熊本地震後も、そのような被害の声が多く寄せられました。今回の地震後も同様のケースが増えることが懸念されます。
「屋根に上がって確認したら大変なことになっていた」「今すぐ直さないと雨漏りする」——こういった言葉で不安を煽り、その場で高額な契約をさせようとする悪質な訪問業者が、災害後は急増する傾向があります。
2016年の熊本地震後も、そのような被害の声が多く寄せられました。今回の地震後も同様のケースが増えることが懸念されます。
→ 「見えないから信じるしかない」という状況を悪用する業者がいます。冷静に対応してください。
こんな業者には注意
-
「近くで工事中に屋根が気になった」と突然訪問してくる
正規の業者がこのような形で訪問することはほとんどありません -
「今すぐ直さないと倒壊・雨漏りする」と急かしてくる
不安を煽って冷静な判断をさせないための手口です -
「保険で全額無料になる」と言ってくる
保険が適用されるかどうかは保険会社が判断するものです。業者が保証できることではありません -
会社の住所・連絡先が不明確
施工後に連絡が取れなくなるリスクがあります -
写真を見せずに口頭だけで被害を説明してくる
実際に被害があるかどうか、別の業者にも確認を取ってください
正しい対処法
- その場では絶対に契約しない
- 必ず複数の地元業者に確認を取ってから判断する
- 会社名・担当者名・連絡先を書面でもらう
- 万が一契約してしまった場合はクーリングオフ(契約から8日以内)を活用する
💡 「本当に被害があるのか確認したい」という方は、ホーミーズの無料現地調査をご活用ください。第三者の目で屋根の状態を確認し、正直にお伝えします。
2016年熊本地震後に多かったケース
📋 2016年熊本地震後の現場から
2016年の熊本地震後に特に多かったのが、「棟のズレ」です。棟は屋根の頂上部分にあり、地上からは見えにくい場所です。お客様自身は気づいていなかったケースがほとんどでした。
また「地震直後は雨漏りがなかったのに、台風シーズンに入ってから突然雨漏りした」というご相談も多くありました。地震で生じたわずかなズレが、台風の強い雨によって初めて問題を起こすというパターンです。
熊本は台風の通り道でもあります。地震後の屋根の状態を、台風シーズン前に確認しておくことが特に重要です。
また「地震直後は雨漏りがなかったのに、台風シーズンに入ってから突然雨漏りした」というご相談も多くありました。地震で生じたわずかなズレが、台風の強い雨によって初めて問題を起こすというパターンです。
熊本は台風の通り道でもあります。地震後の屋根の状態を、台風シーズン前に確認しておくことが特に重要です。
→ 台風シーズンが来る前に、屋根の状態を確認しておくことを強くおすすめします。
修理・応急処置の流れ
余震が落ち着いてから、以下の流れで進めていきましょう。
STEP 01被害箇所の写真を撮る
片付けを始める前に、地上から見える範囲で被害箇所の写真を撮っておいてください。保険申請の際に重要な証拠になります。
STEP 02専門家に現地調査を依頼する
余震が落ち着いてから、専門業者に屋根の現地調査を依頼してください。屋根全体の状態を確認し、被害の範囲・修理内容・費用の見積もりを出してもらいます。ホーミーズでは無料で現地調査を行っています。
STEP 03応急処置(必要な場合)
雨が降る前に応急処置が必要な場合は、ブルーシートなどで屋根を覆う処置が有効です。ただし自分での作業は危険を伴います。専門業者に応急処置を依頼することをおすすめします。
STEP 04保険申請・修繕工事
地震保険に加入している場合は申請手続きを進めます。修繕工事は保険の結果を確認してから進めると安心です。台風シーズンが来る前に完了させることが理想的です。
地震保険は使えるか
地震による屋根の被害は、通常の火災保険では対象外です。地震保険に加入している場合は、対象になる可能性があります。
- まず加入している保険の内容を確認する
- 地震保険の申請期限は一般的に被害から3年以内
- 片付け・修理前に被害箇所の写真を撮っておくことが重要
- 専門業者に被害状況の確認・見積書の作成を依頼する
- わからない場合は加入している保険会社に直接問い合わせる
💡 ホーミーズでは保険申請のサポートも行っています。「保険が使えるか確認したい」という段階でもお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. まだ雨漏りしていないので大丈夫ですか?
「雨漏りしていないから大丈夫」とは言えません。屋根のズレや割れがあっても、雨の降り方や風向きによってはすぐに雨漏りしないケースがあります。でも次の雨、特に台風のような強い雨で突然雨漏りするリスクがあります。2016年の地震後にもこうしたケースを多く見てきました。
Q. 屋根の確認を自分でしようとしたらダメですか?
屋根に上がっての確認は大変危険です。余震が続いている間は特に絶対に上がらないでください。地上から双眼鏡で確認できる範囲にとどめ、詳細な確認は専門家に依頼してください。
Q. 台風シーズンまでに間に合いますか?
余震が落ち着いてからお早めにご連絡ください。ホーミーズでは台風シーズン前の対応を優先して進めています。まずは現地調査・見積もりのご依頼をお早めにいただければ、台風シーズンまでに修繕が完了するよう努めます。
Q. 訪問してきた業者に屋根の修理を勧められました。
災害後は悪質な訪問業者が増える傾向があります。「今すぐ直さないと危険」と急かしてくる業者にはその場で契約せず、必ず複数の地元業者に確認を取ってから判断してください。
まとめ
屋根の被害は外壁と異なり、程度の大小にかかわらずすべて放置できません。そして地上からは見えない部分に被害が生じていることが多いため、専門家による確認が不可欠です。熊本は台風シーズンも控えています。余震が落ち着いてから、早めに屋根の状態を確認しておきましょう。
このコラムのまとめ
- 地震後の屋根被害(瓦のズレ・割れ・棟のズレ・欠損)はすべて放置できない
- 「まだ雨漏りしていないから大丈夫」は危険——台風で突然雨漏りするケースが多い
- 屋根に上がっての確認は絶対にしない——専門家に依頼する
- 地上から見えない部分の被害は専門家でないと確認できない
- 地震による被害は地震保険の対象——修理前に写真を撮っておく
- 台風シーズン前に屋根の状態を確認しておくことが重要
皆様のご無事と、一日も早い熊本の復興を心よりお祈りしております。
屋根の状態が気になる方、
落ち着いてからご相談ください
今すぐでなくて構いません。
ホーミーズは2016年の熊本地震後も多くの屋根修繕に携わってきました。
屋根の現地調査・お見積もりはすべて無料です。
受付時間 9:00〜17:00
または
どのご連絡方法でもお気軽にどうぞ
